今秋、テレビ、映画界で前代未聞の吉田羊祭りが勃発。10月クールで連続ドラマ2本に主演するのをはじめ、映画3本に出演する。
「ここまで引っ張りだことは、びっくりです。吉田がHey！Say！JUMP・中島裕翔との7連泊デートをスクープされ、中島の所属事務所であるジャニーズ事務所がカンカンになったのは、4月のこと。共演NGのお触れが出ただの、今後テレビ出演は難しいだの言われたが、どっこいCM契約12社の人気者の吉田を斬り捨てるところは皆無でした。今年後半はテレビ、映画で顔を見ない日がないくらいのモテっぷりになりますよ」（スポーツ紙記者）
ドラマは地上波連続ドラマ初主演の「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」（フジテレビ系）、もう1本は「コールドケース～真実の扉～」（WOWOW）だ。「メディカル～」は「チーム・バチスタ」シリーズのスタッフが再集結して制作するオリジナルドラマ。吉田が演じるのは原因不明の病気の謎を究明する元天才脳神経外科医。「火10」から「火9」に枠を変更してスタートを切る第一弾の主役として、吉田が抜擢された。初主演でまさかの低視聴率に終わって、ミソをつけることのないよう、万全の体制を敷いた特別待遇だ。
「コールドケース」はアメリカの大ヒット刑事ドラマシリーズをリメイクしたもの。神奈川県に舞台を変え、同県警捜査一課で未解決の殺人事件、“コールドケース”を解決する女刑事に扮する。
「女医ものと刑事ものという2つのお仕事ドラマですが、注目度の高いのは『コールドケース』でしょう。開局25周年記念作でカネも時間もふんだんにかけていますから。制作陣も第一線級が担当し、当たればシリーズ化は間違いなし。劇場版まで視野に入れているようです」（テレビ誌記者）
吉田の出演映画は福山雅治主演映画「SCOOP！」が10月1日公開。翌週の8日には第40回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門に正式出品される映画「グッドモーニングショー」、11月5日からは、織田裕二の4年ぶりの映画主演作「ボクの妻と結婚してください。」の公開が控えている。
NHKでレギュラー3本を持つ吉田。大河ドラマ「真田丸」にコント番組、ナレーションと守備範囲は広い。11月下旬からの三谷幸喜の書き下ろし舞台「エノケソ一代記」の出演も決まり、休みなしの大車輪状態が続く。破竹の勢いで売れまくる吉田には、ジャニーズの横やりはビクともしないようだ。
（塩勢知央）
