Travis Japanのデビューが発表された。CDではなく配信シングルという新たな形でのデビューとなったが、“かなりの勝負”に出たとも言われている。
今年3月にロサンゼルスへ留学したトラジャの7人はアメリカで人気のオーディション番組「America’s Got Talent(AGT)」に出演して、一定の成績を収めた。「留学した時に滝沢秀明副社長は『デビューを約束するものではない』とコメントをしていましたが、7人をアメリカに滞在させるのだってかなりな費用がかかりますから、早ければ年内にはデビューという青写真はあったはずです」(芸能関係者)
トラジャはアメリカのキャピトルレコードと契約をし、シングルは249の国と地域に配信される世界デビューという形をとる。
ジャニーズの先代社長・ジャニー喜多川さんが長年の夢だったのが世界で通用するアーティストを作ること。その夢をかなえる形となったことで、日本のファンも大喜び。ただ、「世界デビュー」というのは“苦肉の策”とも言われているのだ。
「アメリカで活躍したことで、世界への道が開けたとは言えるのかもしれませんが、いかんせん土台となるであろう日本での人気がそれほど高いとは言えないのが実情です。そもそもトラジャファン以外のジャニーズファンが彼らのことをどれだけ知っているのかも怪しいところですし、通常のCDデビューだった場合、売り上げは微妙ではないかとさえ言われていた。それでも配信デビューとなれば『シングル再生回数○億回』などと盛り上げることも可能です。億の単位が出ると、なんとなく盛り上がっている感は出せますからね」(前出・芸能関係者)
それでもトラジャは、滝沢氏のお気に入り、いわゆる“タキニ”と言われているグループだ。
「Snow Manもデビュー前は本当に売れるのか、本当に大丈夫か、などと言われていましたが、ふたを開けてみたら、いまやジャニーズ内で一番CDが売れるグループにまでなっている。そういう意味ではタキニのトラジャもデビューから大きく飛躍するなんてこともあるかもしれません」(前出・芸能関係者)
タキニパワーが炸裂するか。