モーニング娘。やテレビ東京アナウンサーを経て、現在はユーチューバーとして活動する紺野あさ美が、同じく元モーニング娘。の藤本美貴のYouTube動画に出演。アナウンサー時代の苦労を振り返った。
紺野は、2001年から5年間、モーニング娘。5期生として活動すると、11年にテレビ東京へ入社。17年にはプロ野球・日本ハムの杉浦稔大投手と結婚し、同局から退社。現在は3人の子供を育てるママタレとしても情報発信している。
藤本とは同グループで3年ほど同じ釜の飯を食べた戦友で、「こんこんが来てくれたから子育て・恋愛…全部聞いてみた!」と題された動画で様々な話題についてトークを展開。紺野は「日テレさんとか落ちて、テレ東だけ拾ってくれた」と、アナウンサーへの転身を振り返り、「タレントさんじゃなくて会社員」との立場だったため、「飲み会が大変だった」という。
紺野は「会社員でいちばん新人だから、同期が(飲み会に)行くって言ったら、自分は行かないわけにはいかない」とし、宴の席では「見様見真似」ながら上司らのお酒を注いでいたと説明。続けて、「あと、飲み会でカメラが回ってないじゃない? だから、イジっているのか、嫌味なのかわからなくて。飲んでいる時の皆のイジっているノリが、最初は“なんでいない人のことをこんな風に言うんだろう”って思っちゃったりとか、愛のあるイジりなんだと思うけど、そこに凄い戸惑っちゃって、酔うとこうなるんだ、っていうのが」と嘆くと、藤本からは「凄いね。私の知らない大人の世界を垣間見てるね」と指摘されていた。
「これにはネット上で『テレ東には感謝しないとバチが当たるよ』『アイドル、大学時代は周りがチヤホヤしてくれてたけど、会社員になるとチヤホヤしてくれないからね』『辞めて正解です』などの反応が。そのほか、モー娘。全盛期での活動や慶應大学卒業、テレ東アナ、からの野球選手との結婚という華々しいキャリアには『モー娘。特需を最大限に使ったメンバー』『アナウンサーになるためのステップとしてモー娘。になったんならクレバーすぎる』とする声も見られました。当時、学業を優先したいとの理由で、人気絶頂だったモー娘。を卒業し、慶應卒という学歴を取りに行った判断はなかなかにガッツがあったといえますね」(テレビ誌ライター)
5カ月前に開設したばかりのYouTubeチャンネル「こんこんちゃんねる」では、「子連れ旅」や「子連れおでかけ」の様子を発信しており、アイドル時代とはまた異なる、たくましい母としての紺野の姿を楽しむことができる。
(木村慎吾)