ヤンチャなキャラは相変わらず？ 俳優・野村周平による“NG連発”トークに対し、視聴者から苦言が殺到している。
野村は10月15日放送の「ごぶごぶ」（MBS）に出演し、憧れの存在だったというお笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功と共演。あまりバラエティ番組に出演する機会は多くない野村だが、「出るからには、おもろい回にしたいじゃないですか。僕の地元を歩き回って、知ってもらいながら、伝説の回にしたいと思います」と意気込み、地元である神戸・湊川の商店街を浜田と練り歩いた。
しかし、その気合いのベクトルは悪い方向へ向かってしまい、ロケ中にはスタッフも「使えない発言ばかり」と困惑するほど、放送NGワードを連発。「ピー音」が飛び交う事態となり、その口の悪さに浜田から「喋らせたら“何じゃこれ！？”って思われるで」と突っ込まれるも、野村は「やっぱり自分を持っとかないと。“こういう奴だからしゃーない”と思われるようにしないと」と答えた。
続けて、「とっぽく（ヤンチャに）いけるのはこの時だけ。今、とっぽくしとかないと、40代、50代になった時に、またこんな感じで出てきてもうたらアカンなと。だから、（若いうちに）世の中に嫌われたろうと思って」と語り、若手時代の浜田のキャラクターを意識しているとも打ち明けた。
その後は、野村にとって思い出深い地元の公園を訪れると、高校時代に「全ての初めてを捧げた」という「堀北真希似の彼女」とのエピソードを回想。「ここが初めてチューした場所だったんですよ」と明かしつつ、肝心の相手については「名前も忘れてもうたんですけど」とも漏らしていた。
終始ヤンチャなトークを展開し、そのたびに浜田から激しく突っ込まれていた野村。本人としては“世間から嫌われるため”の戦略なのかもしれないが、視聴者はドン引きだったようだ。
「ネット上には『ただただイタい』『ごぶごぶを見て不快になったのは初めて』『張り切ってスベりまくり』『見事なハズレ回』などと不評のコメントが多数書き込まれました。深夜帯から昼の放送へ引っ越しになったばかりとあって、『皆に人気のもっと豪華なゲストでお願いします』といった声も。また、ピー音の連発となった編集についても『正直言って、番組史上いちばんつまらなかった。何を喋ってるのかわからないので、退屈なだけ』とする指摘が。もちろん、これも野村の“とっぽいトーク”が原因。番組側にとっても編集泣かせで迷惑なスタンスだったかもしれません」（テレビ誌ライター）
悪い意味で“伝説の回”になったようだ。
（木村慎吾）
