国を信用しすぎてない?加藤浩次、「マイナカード反対派への苦言」に反発続出

 お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が10月13日、MCを務める「スッキリ」(日本テレビ系)に出演。マイナンバーカード反対派に対して疑問を呈した。

 この日、河野太郎デジタル相がマイナンバーカードに運転免許証の情報を登録する一本化の実施時期について、当初の26年度から24年度末へ前倒しの検討をすることを発表。さらに紙などで発行されている現行の健康保険証を24年秋に原則廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」へ切り替えることも正式発表された。

 このニュースを受けて加藤は、「『セキュリティ大丈夫?』っていう話にいつもなる」とマイナンバーカード反対派について言及。さらに「今、免許証、保険証、カード、いっぱい持ってて、そこのセキュリティ考えてますかっていう話なんだよね。1個になるほうがセキュリティ怖いって思ってしまう幻想がある」としつつ、「新型コロナの時に給付金で振り込まれるのが遅いとかあった。(マイナンバーカードで)それが一切なくなるわけですよ。そこを忘れちゃいけないよね。それがあってみんな文句言ってたんだったら、ちゃんとみんなで(一本化に向けて)準備をしましょう」と訴えていた。

 しかしネット上では、《問題なのは、国民全員の個人情報を国(政府)レベルで管理できてしまう点》《メリット感じません。通知カードで事足りています》《紛失して再発行されるまでに出来なくなることが多すぎる。そして、その再発行にも時間がかかるんだから》など反発の声が続出した。

「13年に運用が始まったマイナンバーカードの交付率は9月末時点で49%と国民の半分が所持していない状態です。加藤が言うようにセキュリティに不安を抱える人がいるというのもあるでしょうが、マイナンバーカードが日常で必要性を感じないこと、手続きが煩雑で面倒に感じる人が多いからではないでしょうか。何よりも国に番号を振られ、銀行口座の情報も含む個人情報を管理されることに嫌悪感を抱く人も少なからずいるのだと思われます」(週刊誌記者)

 加藤はマイナンバーカードがあったから新型コロナ関連の給付金がスムーズに進んだかのような言い方だったが、20年に1人10万円の「特別定額給付金」が実施された際にマイナンバーと紐付けたオンライン申請が行われたが、暗証番号を忘れているケースや電子証明書の期限が切れていたケースなどが続出。暗証番号の解除や電子証明書の再設定などで各市町村の窓口が大混雑した。結局、郵送のほうが早かったという笑えない話も。

 安心、安全でスピーディにマイナンバーカードが機能する日は来るのだろうか。

(柏原廉)

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