“霊長類最強女子”にも乙女の悩みがあった。
レスリング女子で五輪3連覇を果たし、現在は指導者として活動している吉田沙保里が淡い失恋バナシを振り返った。
10月16日放送「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系)に出演した吉田は、「名門校地獄の部活動SP」なるトークテーマで、ほろ苦い思い出を回想。「野球部の子が好きで、高校の時に6回告白して、6回ともフラれたんですよ」と明かし、その理由は「“さおちゃんは強すぎるから”みたいな感じで断られちゃって。当時、世界チャンピオンになっていたので」という。
吉田によると、男子を恐れさせてしまったキッカケは沖縄での修学旅行だったといい、「浜辺で相撲をやってたんですよ。そしたら、“さおちゃんやろうよ”みたいな感じで野球部の子たちに言われて、普通に3~4人とやって投げ飛ばした」という。そして、吉田が思いを寄せていた男子も、投げ飛ばした中の1人だったのだ。
吉田は「その時だけは自分が強すぎることを悔やんだ」と語りつつ、「1対1になったら、負けたくないんで、好きでも力が入っちゃって」と恋愛感情よりも勝負師としての感覚が上回ったと説明した。
「吉田は『私は女に生まれてよかった。男に生まれてたら、きっと試合で人を殺してる』との名言を残しており、アスリートとしての戦績はズバ抜けています。それだけに、恋愛面ではなかなか上手く進まなかったようで、ネット上では『やはり女性に投げ飛ばされたのはショックかも』『普通の男性なら女性を守ってあげたいと思うよね』『皆を熱狂させてくれたぶん、幸せになってほしいな!』などの反応や、『海外の屈強なアスリートとかは合うかもよ?』といった声も散見。フラれた理由も、いかにも吉田らしいと言えますね」(テレビ誌ライター)
吉田は、10月5日配信の「東スポWEB」でのインタビューで、40歳の誕生日を迎えたことを受け、「本当に結婚だけですよ! というかパートナーが欲しい。ただただいい人にめぐり会って、普通の生活を送ってラブラブしたい」との願望を口にしていた。
今後は、強すぎるキャリアとは対照的に、男性の前では敢えて弱い部分をアピールしてみるのもアリかもしれない?
(木村慎吾)