渋谷凪咲が所属するアイドルグループ・NMB48から卒業できない理由を語った。
渋谷といえばここ数年、圧倒的な大喜利のセンスやコメント力を生かし、様々なバラエティ番組で活躍。2021年にはテレビ出演回数が300本を超えるなど、今最も旬なアイドルとして知られるが、本人にはまだまだ独立の考えはないという。
渋谷は、10月19日放送「にけつッ!!」(読売テレビ)で、番組MCのケンドーコバヤシから「NMB48が手付かずになっちゃう時間ってあるやん?」と指摘されると、「今も絶賛ライブのリハーサル中なんですけど、全然出られなくて」と忙しすぎるがゆえの悩みを吐露。単体としての仕事が多く、なかなかグループの活動や稽古に帯同できていないものの、卒業については時期尚早だと考えているという。
渋谷はその理由を「卒業して、今から生き残れる自信がないんで」とし、晴れてNMB卒業を発表するのは「自信が付いたらかなって思ってるんですけど」と明かした。
同じく番組MCの千原ジュニアは、過去にアイドルグループを卒業した先輩たちが歩んだ、女優やバラエティタレントとしてのキャリアを引き合いに出し、「お芝居とかは?」と質問。渋谷は「お芝居はやってみたいんですけど、私が真剣な顔をしたら、みんな笑うんです」と答え、普段の笑顔の多さが逆に演技の足かせになっているようだ。
渋谷は10年のキャリアの中でドラマ出演回数はわずか2回。あまり芝居には力を入れていないようだが、バラエティ番組では無双状態といえる活躍を披露している。6月に放送された「IPPON女子グランプリ」(フジテレビ系)でも、独特な世界観を感じさせる回答で“IPPON”を連発。王者・滝沢カレンとのハイレベルな戦いを見せていた。
「本人は現時点でNMBを離れるほどの自信がないと語りつつも、レギュラー番組はすでに6本を抱え、給料がほかのメンバーの4倍の金額だったことも過去の番組にて判明しています。今回の渋谷のコメントには謙虚すぎるとの印象を抱いた人も多かったようで、『十分に独り立ちできるでしょ。というか、もうしてるし』『バラエティの立ち回りでは坂道、48で随一ではないでしょうか』『本当は卒業したいけどそう言うわけにもいかないから、上手く濁してるんじゃないかな』といった声が上がっています」(テレビ誌ライター)
本音か、それとも建前か。今後の渋谷の動向に注目したい。
(木村慎吾)