老舗ブランドといえば、梅園、榮太樓總本鋪、塩瀬総本家、山本海苔店などが有名ですよね。“老舗”というと、とても贅沢な気分になれますし贈答用としても喜ばれるので、日々の暮らしにおいては何かと大事な存在ではないでしょうか。
そんな老舗に関するイベント『老舗フェスティバル』が、10月20日の「老舗の日」に東京・渋谷で開催され、創業100年を超える老舗が集いました。革新を継続している老舗の取り組みを知ることができる内容で、まんじゅうや日本酒など老舗の伝統文化とイノベーションについてのパネルディスカッションや懇親会が行われました。マルシェでは、日本人形や和太鼓、饅頭などが並び、AIとNFT(非代替トークン)を組み合わせたアートの展示、老舗酒蔵11藏12種類の日本酒試飲などもありました。
開催元であるスターマーク社の担当者は、老舗の魅力について次のように話します。
「老舗は創業が古いだけでなく、常に新しい取り組みや革新を続けてこられたからこそ事業を継続することができていると思っております。老舗の商品やサービスから、伝統だけでなく革新のエッセンスも感じ取っていただければ、老舗をより貴重かつ身近に感じていただけると思います。お気に入りの老舗をみつけて、ぜひ日々の生活に取り入れてみてください」
そんなスターマークの担当者に、オススメを3つピックアップしていただきました。
■秋色庵大坂家(しゅうしきあん おおさかや)
「300年続く和菓子屋。その日の天気で餡の作り方を変えるなど、繊細な和菓子づくりにこだわっています。また、若女将の感性でハロウィン向けのお菓子を作るなど、季節折々の和菓子を楽しめます」
■にんべん
「『つゆの素』でおなじみのにんべんは、食卓を豊かにするアイテムが豊富です。日本橋本店では、鰹節の削りの実演販売やかつお節だしを使ったスタンディングバーなど、鰹節やだしの魅力を存分に体験できます」
■竺仙(ちくせん)
「夏になると雑誌やテレビで目にすることも多い、浴衣・江戸小紋の一大ブランド。一生ものの浴衣を手に入れることができます。また、生活で使うことを念頭において作られた生地を使用した手ぬぐいも、よく吸って乾きが早くオススメです」
いかがでしたか? 気になる老舗ブランドがあったなら、お店やお取り寄せで商品に触れ、ぜひ老舗の魅力を堪能してくださいね。