劇場版「イチケイのカラス」を撮影中の俳優・竹野内豊による、太っ腹な男気エピソードに対し、称賛の声が寄せられている。
2023年1月公開予定の同作を今年6月から8月にかけ、東京都内で撮影していたという竹野内。昨年末に大手芸能事務所から独立して以降、初の映画撮影となった現場では80人以上のスタッフに向けた「高額差し入れ」があったという。
10月26日に「週刊女性PRIME」が報じたところによれば、竹野内は朝から晩までの撮影にも嫌な顔一つせず、座長として現場を盛り上げると、高級うなぎ弁当の差し入れでスタッフの士気を鼓舞したとのこと。経費削減の煽りでエキストラにはギャラや弁当が出ないことも多いという昨今だが、竹野内は、スタッフやエキストラ含め、撮影に関わる全ての人、総勢80人以上にうなぎ弁当を配ったというのだ。
同誌は、それが「渋谷区内にある老舗うなぎ店の高級弁当で1つ4000円以上、総額にして32万円超」であると伝え、「一度素焼きにしたうなぎを30分ほど蒸してから再びタレをつけて焼くため、お箸で軽く持ち上げただけで崩れそうになる」のだとか。
独立後の竹野内をめぐっては、今年5月に「文春オンライン」が「現場で度々起きる“竹野内待ち”竹野内豊51歳、“悩みすぎる男”に不安の声」と題し、現場スタッフや関係者から様々な不満の声が上がっていると指摘。「優柔不断な性格」がゆえ、オーケーが出たシーンでも何度も撮り直しを求めることや、徹夜での台本読み込みで逆に遅刻をしてしまうといったケースがあるのだとか。
「もちろん、完璧を求める本人のストイックさが招くものではありますが、今回のうなぎ弁当の差し入れは現場スタッフのご機嫌をうかがう意味もあったのかもしれません。さすがは売れっ子俳優とあって、80人前以上の高級弁当差し入れというサービス精神には、ネット上でも『エキストラにまで奢るのは凄い』『やることが男前』『ケチじゃないところも素敵』などの反応が寄せられています」(テレビ誌ライター)
うなぎのパワーも相まって、映画が大ヒットすることを期待したいところだ。
(木村慎吾)