Hey!Say!JUMP・山田涼介主演のドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」(フジテレビ系)の評判が徐々に上がってきているという。視聴率こそいまひとつだが、二重人格をうまく演じ分ける山田の演技力が評価されているようだ。
ドラマは、井龍一氏と伊藤翔太による同名マンガが原作で、山田演じる二重人格の大学生・浦島エイジが殺人を犯しているかもしれないと「もう一人の自分」の真相を追い求めていくサスペンス。
「視聴率は4.5%でスタートし、すぐに3%台に下落する低空飛行スタート。しかもドラマには過激な拷問シーンや殺戮シーン、暴力シーンなどが多く、ファンでも『見るに堪えない』『さすがに無理』と“脱落者”が多かった。当然のようにリアルタイムで見る人は減っていきました」(芸能関係者)。
ただ、11月16日放送の第7話はそれまで3%台だった視聴率が4.4%と上昇したのだ。
「物語が進むにつれて、複雑な人間関係が様々に絡むあう本格的なサスペンスものに変貌していって、それこそ、山田が演じるエイジという役柄も本当は“B一”が生み出した別人格だったなどと急展開を見せている。山田もかわいいだけの演技ではなく、それこそ鋭い眼光や、表情で視聴者をグッと引き付けています」(前出・芸能関係者)
視聴率が上がったこともたまたまではないという。「物語の展開が早いということもあってか、リアルタイムで見て、SNSでドラマの感想や、その先の物語の展開を予想したりと楽しんでいたりもする人が増えているんです」(前出・芸能関係者)
ドラマは残り少ないが、少しずつ数字を伸ばしていくかもしれない。