2020年1月に俳優の東出昌大と3年に及ぶ不貞が報じられ、活動休止状態となっていた俳優の唐田えりかが11月26日、都内で行われた映画「の方へ、流れる」の初日舞台挨拶に登場し各メディアが報じた。
唐田は「今日という日を迎えられたこと‥‥本当に感謝しています」と声を震わせ、活動休止中の胸中を「自分という者に向き合っていました。自分のダメなところや弱いところ、自分と向き合っている中で、(私と)向き合ってくださる方たちがいて、今ここに立てています」と涙ながらに語った。
唐田はNetflixドラマ「極悪女王」では、女子プロレスラーの長与千種を演じ、映画「死体の人(仮)」では、デリバリーで性サービスを提供する女性を演じ、活動休止後の活動としては実に話題にあふれている。果たして、不貞問題の禊は済んだことになっているのだろうか。
SNS上には「時間が経ったからといっても許されないと思う」「奥様と幼いお子さん達を深く傷つけ、人生を変えてしまったことは事実」「小さな子供からパパを奪ったのは罪です」「やった本人たちは過去をないことにして、前に進めると思います。やられたほうはずっと傷となって残ります」など厳しい意見がほとんどだ。
「一部では『犯罪者になったわけじゃない。実力ある女優さんだから陰ながら応援します』など、擁護する声もあります。しかし、杏と子供はフランスに移住。つまり、杏たちの生活設計を大きく変えてしまったわけです。やはり3年もの間、欺き続けたという印象は、依然として残っている人が多いようです。映画や舞台ではオファーもあるかもしれませんが、スポンサーのあるテレビへの出演は、まだまだ厳しいでしょう」(芸能記者)
どうやら世間は、“禊”が済んだとは思っていないようだ。