YouTuber・ラファエルが12月6日、かつて日本テレビで放映されていた人気テレビ番組「マネーの虎」のYouTube版・「令和の虎CHANNEL」に出演。
その中で、これまで他のYouTuberらがあまり触れてこなかった、現在のYouTube収益について激白し、視聴者を騒がせている。
「時給日本一YouTuber」を名乗り、高級時計やタワーマンションなど、そのセレブな暮らしぶりを見せつけてきたラファエルだが、この日は一転して「広告収益は10分の1に落ちてます」と、悲しい現状を告白。
ラファエルによると、他のYouTuberも同じように収益が減っているそうで、「YouTuberというビジネスモデルはそのうち終わる」と、持論を展開した。
この件について、YouTubeライターがこう見解を述べる。
「芸能人やTikTokerのYouTube参入により、YouTuberが増えすぎてしまったことが広告収入が減った原因の一つでしょう。先月はチャンネル登録者数174万人を超えるはなおでんがん、そして今月は男女コンビのヴァンゆんなど、古参YouTuberらが続々と活動休止を発表していますが、その裏にはやはり、広告収入の激減が少なからず関係していると思います。ラファエルは、YouTubeの他にカレーパン屋やジュエリー業など、実業家としての収入があるので、例え広告収入が減ったとしてもチャンネルを継続していけるのでしょうが、YouTube一本でやっている人たちは今後、さらに厳しい状況となるのでは。そうなると、来年あたり活動休止するYouTuberらはもっと増えるかもしれませんね」
今、活躍しているYouTuberらは、インフルエンサーとして成功した後も安心せず、他の事業に目を向けていく必要があるようだ。
(佐藤ちひろ)