8月24日、JR西日本が発表したひとつのニュースが鉄オタを驚愕させている。それは山陰線の出雲市駅-伯耆大山駅の間と、伯備線の寝雨駅、生山駅、新見駅でICカード乗車券「ICOCA」が使えるようになるというもの。サービス開始は今年12月を予定しているという。それがなぜ鉄ヲタを驚かせているのだろうか。鉄道ライターはこう説明する。
「ICカード乗車券が使えるようになるということは、自動改札が設置されるということ。つまり鳥取県に初めて自動改札が導入されるので、鉄オタは驚いているわけです」
県庁所在地の鳥取市にある鳥取駅や、県で一番大きな米子駅にすら自動改札がなく、鳥取はこれまで「ICOCA不毛の地」として鉄オタや他県民から嘲笑の的になっていた。
「さらに鳥取は日本で唯一の『スターバックスがない県』でした。ところが昨年5月にスタバができ、その名を返上したんです。その時、鳥取にスタバができることはあっても自動改札ができることはないだろうなんて鉄道ファン同士で話していたんですが、まさかこんなに早く導入されるとは‥‥。山陰本線は山陽本線と違って本数が少なく、利用客も少ないんです。自動改札導入で少しでも増えてくれればいいですね」(前出・鉄道ライター)
スタバがオープンした時はお店に行列ができたが、自動改札の時はどうなるだろうか。