会社で突然料理を始める部下に対し、社長がツッコミを入れるスタイルの動画で大バズりし、今や若者から中高年と幅広い年代に人気を誇るのは、仙台にある建設会社の公式YouTube・ながの社長ハッピーチャンネルだ。
最近、ながの社長の人気にあやかり、「会社で○○を作ってみた!」という料理動画が増え始めている。
家電メーカー・LITHONライソンの公式YouTubeチャンネルもそのうちの一つで、以前は商品を紹介するだけの動画で再生回数もいまひとつだったが、ながの社長同様、会社で突然料理を作り始める動画を投稿したところ、これが大バズり。会社でソーセージとビールを食らう動画はミリオン再生を超える人気ぶりだ。
これに対し、本家であるながの社長はどのように感じているのだろうか。
YouTubeライターがこう話す。
「ネット上に多数の似たような動画が投稿されていることに対し、ながの社長は6月、自身のTwitter上で、『TikTokで僕らの真似してる人にコメントでlincronovaさんのパクリ?って書いてるけど、どんどんパクっていいよ、(TikTokの)ダンス動画もいわば皆パクりでしょ。パクられることが人気の証拠』と、寛大な心を見せています。確かに、会社で料理を作るという他のユーザーの動画がバズることによって、ながの社長の動画が関連で検索され、さらに多くの人にその存在が知れ渡ることになりますからね。本家公認となったことで、会社で料理をするというコンテンツは今後もっと増えていくのではないでしょうか」
ながの社長には、2023年も変わらず美味しそうな料理を食べるオーバーリアクションで視聴者を楽しませてもらいたい。
(佐藤ちひろ)