「今度こそ読書を習慣化したいけれど自信がない……」という悩みはありませんか? 読書をしたいと思ってもなかなか実現しないのは、読書を難しく考え過ぎているからかもしれません。隙間時間にスマホでネットサーフィンを楽しむのと同じ感覚で気軽に取り組めるよう、次のようにハードルの低いルール設定をしてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
■数分からスタートする
隙間時間や寝る前の5~10分など、短い時間から始めましょう。時間を計るよりページ数で区切るほうが心地よい場合は、5~10ページなど気軽に読めるページ数を設定するのもひとつの方法です。時間を捻出するのが大変で「時間があるときにじっくり…!」と機会を逃してしまうより、少しずつでも進んだほうが読書時間を増やしやすくなりますよ。
■最後まで隅々まで読もうとしない
「この章がおもしろくなくてなかなか先に進まないんだよなぁ……」と思ったら、思い切って飛ばしてしまいましょう。「最後まで読まなければ……」と自分を追い込むのではなく、読みたい部分だけ、味見をするような感覚で楽しんでみてください。それだけで十分な発見があることもありますし、一部を読んだら他の部分も気になって読書がサクサク進んでいくことも。ペラペラとめくって気になる部分を探すことも、読書の時間にカウントしてしまいましょう。
■学ばなければと身構えない
「せっかく読書をするのだから学びを得なければ!」と身構えてしまうと、読書のハードルがグンと上がってしまいます。自分にとって必要な情報やおもしろいと思えることは、「楽しく読んでいれば自然と入ってくるはず」くらいの感覚で偶然の出合いを楽しみましょう。「こういうジャンルの本では学びにならないのでは……」と不安になる必要もありません。その時々の“気になる”気持ちを大切にして選びましょう。
紙の本や電子書籍ではなかなか手に取って読めない場合は、オーディオブックを活用するのもオススメです。耳が空いていれば、家事をしながらでも読書を楽しむことができますよ。どんものでも、どんな方法でも、まずは触れて楽しんでみることで、第一歩を踏み出してはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)