1月5日にスタートするドラマ「忍者に結婚は難しい」(フジテレビ系)で菜々緒演じるヒロインの草刈蛍の妹・月乃雀を演じる山本舞香。昨年10月期放送のドラマ「Sister」(日本テレビ系)で瀧本美織演じる三好沙帆の妹・凪沙役で主演を張り、その演技力の高さには驚きの声があがった。
山本といえば、2018年8月23日放送の「アウト×デラックス」(フジテレビ系)にゲスト出演し、マツコ・デラックスから「ほぼ、その辺歩いているヤンキーと構造は変わらない」と指摘され、芸能人にありがちな「自分を作る女」ではなく「自分の負になることも平気でベラベラ言う女」と大絶賛された女優だ。同番組では、黒一色で統一された自宅の部屋や芸能人らしくない私服を公開。兄弟のことが大好きだと言い、「お兄ちゃんの彼女も私が選ぶ。弟も彼女は私が選ぶ。認めない人は絶対私は口をきかない」などと勝気な発言をしたことから、「ガチなヤンキー」と認識した人も多かったようだ。さらに「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系)第5シーズンで共演した松岡昌宏を「アニキ」と呼び、松岡からもかわいがられていることも有名だ。また、2020年1月に熱愛報道された伊藤健太郎が同年10月にひき逃げ事件を起こした際には、伊藤を支えたいと健気な発言をしたことも話題になった。
そんな素顔ばかりを取り沙汰されることが多い山本だが、前出のドラマ「Sister」では、父親を1人の男性として愛してしまった姉に翻弄されながら、純真だったキャラクターがどんどん歪んでいき、最終回では幸福になろうとする姉を闇に落とそうとするヒールキャラに変わった妹役を好演。特に「姉とそっくりになってきた」と指摘されるシーンでは、姉を演じた瀧本と見間違えるほどの表現力を発揮。ネット上で話題になった。
「『にんむず』こと『忍者に結婚は難しい』は深田恭子が主演した『ルパンの娘』と同じ横関大氏による同名小説のドラマ化なので、ポップでコミカルな要素が多く、山本のキュートな部分が注目されると予想されます」(女性誌記者)
宮沢りえが初代を務めたリハウスガールの14代目でもある山本。世間が持っている山本イメージが、ヤンキーキャラから演技上手でかわいい女優へと更新されるかもしれない。