昨年放送された「M‐1グランプリ」(テレビ朝日系)で第18代チャンピオンになった毒舌系漫才のウエストランド。とりわけ、舌鋒鋭い井口浩之にはお笑い芸人の先輩である関根勤、ナイツ・塙宣之との間に意外な共通点があったようだ。
「1月7日、塙のYouTubeチャンネルに出演した関根は『ナイツの漫才は糖衣錠。中は苦いよ、でも甘いからスーッと入っちゃうよ』と評価。塙の毒のある言い間違いを“弁護士顔”の土屋伸之がさっさと訂正することで、人を傷つけない状態にしていると分析しました」(芸能ライター)
さらに、関根自身もデビュー当時に出演したバラエティ番組「カックラキン大放送!!」(日本テレビ系)で演じたカマキリ拳法の使い手が、世間に嫌われたものの、バラエティ番組「欽ちゃんのどこまでやるの!」(テレビ朝日系)で組んだ小堺一機の、“リスみたいな可愛さ”によって自身の毒気が相殺されていたことを振り返った。
「1月7日、テレビプロデューサー、演出家の佐久間宣行氏のYouTubeチャンネルにウエストランドが出演。『M‐1』で審査員からネタの尺が短く感じたとの指摘を受けたことに、河本太が『ネタを飛ばした』と素直に告白していました。そういう河本のボンヤリしたところが、井口の毒をうまく相殺したのかもしれませんね」(前出・芸能ライター)
井口には、これ以上ない相方だったということか。
(所ひで/YouTubeライター)