3代将軍・徳川家光の時代に「赤面疱瘡」なる奇妙な病が日本中に広がった。この病は“若い男子にのみ”感染し、感染すれば数日で死に至る恐ろしい病で、そのため将軍を徳川家の直系女子が将軍を務めるという、よしながふみ氏原作のコミック「大奥」がドラマ化され、NHKのドラマ10枠で放送されている。
1月10日の初回が、NHKプラスの同時・見逃し視聴数で、大河ドラマ・連続テレビ小説以外で最多を記録。これまでトップだった同枠で、昨年に放送された「正直不動産」を抜いた。
第1話は、「8代・徳川吉宗×水野祐之進編」を放送。吉宗役を冨永愛、祐之進を中島裕翔(Hey! Say! JUMP )、吉宗の幼馴染で片腕として仕える加納久通を貫地谷しほりが演じた。放送が始まると「#大奥リアタイ」がTwitterでトレンド1位に入るなど盛り上がった。
特に吉宗役の冨永は「男前すぎる」と絶賛されている。
「第2話の『三代将軍家光・万里小路有功編』が1月17日に放送されたのですが、この日は、広瀬すず主演『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)が同時刻帯で始まりました。話題になった冨永は、1話だけかと思ったら、2話からもストーリーテラー的存在で出演しています。そのため『夕暮れ~』サイドは、リアル視聴を持っていかれるのではないかと、戦々恐々です」(テレビ誌ライター)
火曜日の夜10時は、「大奥」と「夕暮れ~」の戦いとなりそうだ。