日本の女優が海外の映画祭でレッドカーペットに立つことも珍しくなくなったが、ドレスアップについてはまだまだ世界の女優に遠く及ばないようだ。
9月4日、カナダのモントリオール世界映画祭に登場した長澤まさみのドレスにも厳しい声が集まっている。
「長澤は出演作『グッドモーニングショー』の公式上映に合わせて、主演の中井貴一や共演の志田未来らとともに華々しく登場しました。馬車で登場するという初めての試みで注目を集めましたが、普段着のようなドレスはまったく話題にならなかった。映画のPRという点でも失敗だったのではないでしょうか」(映画ライター)
首の詰まったワンピース、オールバックのヘアスタイル、似合わない太眉メイクと長澤の魅力がいっさい活かされないドレス姿について、「太って見える」「スタイリストは長澤まさみが嫌いなの?」「ドレスも髪型もいつも最高にダサい」とネット民も強烈なダメ出し。長澤をはじめとして、なぜ日本の女優はいつも妙なドレスを選ぶのかと首を傾げる人も多い。
「スタイルでは欧米の女優にかないませんから、日本人は体のラインが出る華やかなドレスを避ける傾向にあります。そこで個性に走ってしまうのですが、個性的なドレスはさらにスタイルを悪く見せるという悪循環にハマっているようです」(ファッション誌ライター)
長澤といえば抜群のスタイルと美貌で知られる存在。スタイリストを即刻代えて、世界の映画界に印象を残してほしいものだ。
(笠原和美)