「ダラス・バイヤーズ・クラブ」アカデミー賞主演男優賞獲得以来、「インターステラー」の大ヒットなど、絶好調の俳優マシュー・マコノヒー(45)の新たな夢がかなったようだ。
マシューがオスカーを受賞した2014年のアカデミー賞でも、そのナチュラルな美しさが目を惹いた妻、カミラ・アルヴェス(33)はブラジル出身、15歳ロサンゼルス在住のおばを訪ねて渡米して以来、アメリカでモデルとして活躍していた。
彼女がマシューと交際を始めたのは2006年、そして数年後に子供を2人(現在は3人)ももうけたにも関わらず、結婚に至ったのが2012年ということで、周囲には「なぜ?」と思って人も多かったといわれている。
その大きな理由の一つに、じつはカミラがアメリカの市民権を持っていなかったことが大きかったとか。そして、ようやくこの8月4日、カミラは米国内で18年間に渡り仕事をし、生活をしてきたことを理由に市民権が認められたのだ。オスカー俳優であっても、やはり法律の壁を超えるのは簡単ではなかったようだが、交際から9年、ついにその念願がかなったわけだ。
マシューと3人の子供たちもカミラがアメリカ国民になる姿を見に来ていたようで、市民権が承認された法廷内で撮影された家族写真をツイッターに投稿したマシューは、「今日アメリカの市民権を得たカミラ、おめでとう。また1人素晴らしいアメリカ人が増えたね」とコメントしている。
離婚や別離も多いハリウッドのカップルにあって、マシュー夫妻のアツアツぶりは有名のようで、先日もマシューはカミラと一緒にいることにとても満足している自分がいかにラッキーかとこう明かしていた。
「自分なりのかたちで僕のことを愛してくれているとわかっている誰かの隣で目を覚ますことが出来るんだ。それは僕の妻で、僕らの美しい健康な子供たちを産んでくれた人でもあるんだ。僕は良い場所に住むこともできるし、毎日、仕事とか遊び、たまには何もないとか、何かしら楽しみにすることがあるんだ」
来年には富士の樹海で撮影された、渡辺謙との共演作「The Sea of Trees(原題)」も公開される。私生活も充実し、遅まきながら日本でもトップ俳優として認められることだろう。