YouTuberのHIKAKINが1月26日、自身のYouTubeチャンネル「HikakinTV」を更新。昨年末に購入した1万枚の年末ジャンボ宝くじの当選結果を発表した。
HIKAKINは「【10億円】年末ジャンボ10000枚箱買いで1等10億当てるぞ!【宝くじ】」と題した動画を投稿。宝くじ“ひと箱”分にあたる1万枚300万円分を購入し、昨年12月30日にYouTubeのショート動画、インスタグラム、TikTokで報告していた。
1月11日、HIKAKINは当選発表の確認のため、箱を持って再び宝くじ売り場へ。当選番号を機械でチェックしてもらうために係員に渡し、「億万長者になるまで、あと1時間くらいかな~!」と高額当選を期待していたが、結果は合計115万円の当選で、収支はマイナス185万円。高額当選はゼロだった。茫然自失のHIKAKINだったが、「絶対リベンジしてやる! 来年! ってか今年?」と決意していた。
しかし。ネット上では《この結果は宝くじに対する絶望感を印象付けたような気がする》《一般人が買ってもバカバカしいのがわかってよいのでは》《こんな金の無駄遣いをやって、そんなののどこが楽しいのだろう》《せめて当選確率通り2000万枚は買い占めなきゃ。それで理論上は1枚くらい当たるかどうか》など冷めた声が続出している。
「HIKAKINより先にYouTuberのはじめしゃちょーも1月16日に自身のYouTubeチャンネルで年末ジャンボ宝くじ710万円分を開封する様子を公開していました。しかし、はじめしゃちょーも当選金額は209万4800円でマイナス約500万円という結果に終わり、ネット上では宝くじを買うことの虚無感に包まれていました。とはいえ、宝くじの還元率、つまり購入した金額と当選した金額の割合は実質30%台とも言われています。HIKAKINの場合は還元率38%に相当するので、比較的運はよかったほうとも考えられます。ちなみに宝くじは賞金や経費などを除いた販売総額の約40%が少子高齢化対策や防災対策、公園整備、教育及び社会福祉施設の建設改修などに使われます」(週刊誌記者)
宝くじは“庶民の夢”ではあるが、一攫千金ばかりに目を向けずに社会貢献に対する寄付のようなものと考えたほうがいいかもしれない。
(柏原廉)