東村アキコ原作のマンガ「東京タラレバ娘」が2017年1月期に日本テレビで実写ドラマ化される。ヒロインを務めるのは2年ぶりの連ドラ主演となる吉高由里子。恋も仕事も上手くいかず、女子会ばかりやっているアラサーの脚本家を演じる。28歳の吉高には向いている役のように思えるが、原作の大ファンだという女性誌ライターはこう落胆する。
「この作品はアラサー女性の本音を描き出し、ど真ん中の核心をついた物語。まるで自分のことのようだと女性読者から絶大な人気を誇っているんです。そんな読者のほとんどは、浮世離れした吉高さんの起用に『あちゃー』って思ってますよ。きっと吉高さんは『私って破天荒でしょ、お酒も飲みすぎちゃうしこの役にピッタリでしょ』って思っていそうで、それが本当にイヤ。これって絶対に男の人がキャスティングしてるんでしょうね」
女性からは散々な言われようの吉高だが、どんな女優なら本作のヒロインにふさわしいのか。この女性誌ライターは意外な名前をあげてみせる。
「このマンガはお酒で失敗しまくる話ですし、ここはやっぱり香里奈さんでしょう。というのも本作品では身近な性格のキャラを描きつつ、登場するのはドラマの脚本家やネイルサロンの経営者、原宿にある居酒屋の娘など、読者にとって憧れの職業ばかり。だからモデルという素敵な仕事をしつつ、お酒で失敗した香里奈さんはピッタリなんですよ」
たしかに泥酔開脚カットが表に出たことで話題になった香里奈なら、酒を飲んでは数々の失敗を重ねるキャラを違和感なく演じられるかもしれない。せめて今からでもサブキャラに抜てきしてみてはいかがだろうか?
(白根麻子)