「PDRさん」は、日本人の母とイギリス人の父を持つ日本の男性YouTuber。もとは英語でYouTubeを展開していたが、11年5月20日に現在の日本語チャンネルを開設。YouTuberを批評する「物申す系」として人気で、自身のYouTubeチャンネル「PDRさん」の登録者は121万人を誇る。
そのPDRさんが1月26日、視聴者の疑問に答える形でなんとも怪しいYouTubeの正体に切り込んだ。
その対象は「恋愛とと」という謎のYouTuber。YouTubeチャンネル「恋愛とと 公式」は、登録者1100万人を誇るヒカキン超えの1130万人。しかも、ヒカキンが10年余りの歳月をかけた登録者数を、「恋愛とと」は22年2月18日に開設、今年に入って1月12日に初配信したばかりで、早くも追い抜いているというのだ。
さっそくPDRさんが調査。まず、「恋愛とと」の初回投稿の視聴回数が132万、高評価が10万人に達していることに注目。
「あり得ない数字ではないんですけど、6日前(1月18日配信)にヒカキンが(YouTubeチャンネル『HikakinTV』で)出した200万回超え動画の高評価数が3.8万(当時)。それと比べるとちょっとね~」と、高評価が多すぎることを疑問視。しかも、コメント欄には英語が多いのだが、日本語に訳すと「素晴らしい計画だ」「見事な戦略だ」などで「英語が第一言語ではない人が書いたみたいな」と推理を深めていく。
「さらには、インターネット上の情報を扱うデジタルアーカイブ『Wayback Mschine』や、ソーシャルメディアの分析を行うウェブサイト『Social Blade』で調査を進め、某国で、あるチャンネルを登録者数ごと買い取ったことが判明したんです」(ネットライター)
これが事実だとすれば、お金次第であなたも今日からトップYouTuberになれるかもしれない?
(所ひで/YouTubeライター)