嵐・松本潤が主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」で、放送回を重ねるたびに話題になっているのが脇を固める役者陣だ。あまりに好演するので、むしろ“主役を変えたほうがいいのでは”とさえ言われ始めている。
同作は初回視聴率が15.4%と1989年の「春日局」の初回14.3%に次ぐワースト2位でスタートし、それ以降は下降し続けている。
「NHKもジャニーズを引っ張り出してきた手前、テレビ離れの現状分析も踏まえて、いまの大河が決して悪い数字ではないという論理を必死になって展開しています。しかし、明らかに大河ファンからは『薄っぺらい』と低評価がくだされています」(芸能関係者)
それでも、脇役たちが奮闘。織田信長を演じる岡田准一、本多正信役の松山ケンイチ、服部半蔵を演じた山田孝之などが話題になっている。
「2月5日に放送された『瀬名奪還作戦』で松ケンと山田が初登場すると、ネットが大フィーバー。“神回”とも称されました。松本の出番があまりなかったのですが、大河ファンからは、『主役が出ないほうがいいんじゃないか』などと言われる始末です。岡田も迫力満点の織田信長を見せつけ、注目されましたし、これから阿部寛が武田信玄として登場します。ホームページで公開されている写真からも、かなり期待値が高い。名優が多ければ多いほど、松本の家康が余計に薄っぺらく見えてしまい、主役が出ないほうが…という意見が出るのもうなずけます」(前出・芸能関係者)
松本は、このまま豪華な脇役たちに食われてしまうのか。