超ド派手なステージの上。しかしその裏では、バックダンサーを務めるジャニーズJr.たちが、秒単位で動いている。気になるジャニーズステージの舞台裏とは、どんなものなのだろうか。
基本的に、Jr.たちの控室は大部屋。休憩、練習、食事も、全員が同じ室内で行う。売れっ子Jr.は1公演で1キロ以上を走行、1日3公演(場所移動の掛けもちもあり)も珍しくないため、習得の早さはもちろん、3公演に出演できる体力と暗記力も問われるのだ。
エリートJr.の証は、先輩の早着替え、フライング、ローラースケートのヘルプについていること。特に、ジャニーズライブの見せ所であるフライングは、先輩の命を預かっているも同然なので、任されたJr.は優等生の証明と言えよう。
衣装は、先輩からのお下がり。油性ペンで名前が書かれたジャケットを無名Jr.が着用する。「少年隊の衣装をTOKIOが着たなんてことが昔は当たり前でした」と演出関係者は言う。
靴は早いもの勝ち。左右のサイズが異なったままステージへ‥‥も、“Jr.あるある”だ。
「そんな彼らの唯一の楽しみは、ホットミールです。冷たいお弁当ではなく、学校帰りの子に温かいものを食べさせたいという配慮が、Jr.たちのカンフル剤になっているんですね」(芸能ライター)
そんな舞台裏、1度はのぞいてみたい?
(北村ともこ)