芸能界に絶大な影響力を持ち、タレントの一生すら左右するジャニーズ事務所。事務所を敵に回して芸能界からフェードアウトすることを余儀なくされたタレントも少なくない。だが、そんなジャニーズの影響力も少しずつ落ちてきているようだ。
「3月にKAT-TUNを脱退し、事務所を辞めた田口淳之介が11月にシングルをリリースします。わずか半年での復帰は異例。こんなところからもジャニーズ帝国の凋落が伺えます」(芸能記者)
田口の他にも事務所を辞めて活躍しているメンバーがいる。同じKAT-TUNの赤西仁だ。2012年に女優・黒木メイサとデキ婚した際は、猛バッシングを受けたが、ポリシーを曲げることなくソロで海外進出。2014年にジャニーズ事務所を退所して、ソロアーティスト「JIN AKANISHI」として再出発すると、翌2015年には米映画情報サイト「TC Candler」で、「世界で最もハンサムな顔100人」で34位に選ばれた。
「63位の竹野内豊を押しのけてのランクインは、なんと日本人トップの偉業でした。同年末には、中国の文化アワード『尖叫2016愛奇藝之夜』で、日本人初の『アジア人気アーティスト賞』と『年度音楽大賞』をW受賞しています。また、今年4月には、中国・マカオの音楽授賞式『第20回 China Music Award』で、アジアで最も影響力のある日本人アーティストに贈られる『Asian Most Popular Japanese Artist』を受賞しています」(前出・芸能記者)
9月21日には、俳優・山田孝之との音楽ユニット「JINTAKA」で1stシングル「Choo Choo SHITAIN」をリリース予定。ジャニーズ事務所の影響力などどこ吹く風の大活躍を見せているのだ。
もしかしたら今こそSMAPが独立する好機なのかもしれない。
(北村ともこ)