人気コスプレイヤー・えなこが人生観に強い影響を与えた作品を明かした。
2月19日公開のYouTubeチャンネル「ABEMA バラエティ【公式】」の動画に登場したえなこは、小学生時代から高校時代に“私が沼った闇深漫画”を紹介。「ミルモでポン!」「涼宮ハルヒの憂鬱」などの作品とともに「闇金ウシジマくん」を挙げた。
「ウシジマくん」は法律違反な利子で金貸しをする闇金融「カウカウファイナンス」を訪れる利用者の悲惨な末路を描いた裏社会の問題作。これにニッポン放送・吉田尚記アナが「女子高生の手元にどうやったら『ウシジマくん』が届くんですか?」と質問すると、えなこは「出会っちゃいました」「この頃にはすでにオタクだったので。とりあえずいろんなジャンルの漫画を読もうと思って出てきたのがこれでした」と答えた。
また、同作に惹かれた要素として「ハッピーエンドのなさがすごい衝撃」だったと語るえなこ。当時は“闇金”の意味さえピンと来ていなかったため、「いい勉強になりました。“闇金は関わらないようにしよう!”“利用するのはやめよう!”って思いました」とし、吉田アナは「重要な人生の指針ですね」と感心していた。
今年1月2日放送の「ラーメン超食べまくりバトル」(テレビ東京系)にゲスト出演した際は、昨年の年収を「1億円でした」と告白していたえなこ。若い頃に“社会の闇”を知ることができたからか、闇金に関わる必要がないほどの裕福な生活を送ることができているようだ。
さらに、えなこは「ウシジマくん」の中のあるエピソードを見て、人生観に大きな影響があったとも語っている。
「誰にも保証人になってもらえず、バッドエンドになる“ギャル汚くん”の回を読んで、えなこは『ちゃんと信用できる人を友達にしよう!』『ちゃんと助けてくれる、信頼できる友達を作ろう』と学んだそう。その結果、現在は保証人になってくれそうな友人が何人かはいそうとのことですが、せっかく『ウシジマくん』で借金の怖さを学んだのであれば、“友人に保証人を頼むようなことはしない”という学びにつなげてほしかったところです。お金がそうした信用を簡単に破壊してしまうというのも、同作の重要なメッセージですからね」(テレビ誌ライター)
えなこの友人が聞いていれば、少しゾッとするような発言だったかもしれない。
(木村慎吾)