女優・橋本環奈が2月26日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演。話すのを躊躇してきたという“スカウトされまくり”な日々を振り返った。
公開中の映画「湯道」で共演した生田斗真、濱田岳とともに登場した橋本。劇中では、昔ながらのレトロな銭湯で働くモテモテの看板娘を演じた彼女だが、芸能界にデビューする前から、すでに業界人からは大人気だったようだ。
9歳で地元・福岡にある芸能事務所に所属し、デビューを果たした橋本は、それ以前より頻繁に街で声をかけられていたと回想。
あまりの回数の多さに「スカウトって全員がされるものだと思ってて」とのことで、さらに、「街を歩いてたらスカウトされるものだと思って生きてきてて、本当に月イチぐらいで声をかけられたりとかしてたんですよ」と告白したのだ。
このエピソードは“初出し”だったようで、今まで明かしてこなかった理由を「めちゃくちゃ嫌味になるなと思ってて、言ってこなかったんです」と説明した橋本だった。
これを受けて生田も、2011年に公開された是枝裕和監督の映画「奇跡」を鑑賞した際の衝撃を「明らかに1人だけ完成された子がいるわけ。『誰これ?』と思って」と語り、デビューしたての橋本の存在感に驚いたと明かした。
「橋本といえば、ほぼ無名時代の2013年、アイドルグループの一員として地元のイベントで踊る姿を写した写真が『奇跡の1枚』ともてはやされ、大ブレイク。“1000年に1人の美少女”とのキャッチコピーも話題になりました。当時から美のオーラが確立されており、本人も“嫌味になる”とためらった月イチペースのスカウトにも、世間からは『納得すぎて驚かない』との声が大半。当時から東京に住んでいれば、そのペースは月に1回では済まなかったでしょうね」(テレビ誌ライター)
最近では、女優・川口春奈も自身のYouTube動画内で、スカウトされた経験について「小6の時はバブルだった」「竹下通りとかお台場を歩いてると、めちゃくちゃ声をかけられた」「どこに行ってもスカウトされた」などと話している。
のちの超人気女優をめぐる各社の争奪戦は、彼女たちが小学生の頃に勃発するのが普通のようで…。
(木村慎吾)