子どもとのお出かけは、虫刺されや怪我と隣り合わせです。もしものときにすぐ対応できるよう、消毒液や絆創膏などは欠かせませんよね。でも、「他にも必要だとは思うけれど、何を入れたらいいの?」と悩んでいませんか? 公園遊びやハイキングなどのちょっとした外出時には、次のような「救急グッズ」を常備しておくと安心ですよ。
■小袋に入った清浄綿や綿棒
清浄綿は、拭き取り用の湿ったコットンのこと。開封しない限り無菌状態を保つことができる小袋タイプのものを持っておけば、近くに水道がなくても傷口に付着した泥や砂などの汚れを拭き取ることができます。あわせて綿棒も入れておくと、耳の穴など奥の方の汚れを取り出したいときや細かい傷に入り込んだ汚れを取りたいとき、薬を塗りたいときなどに重宝しますよ。
■ワセリンや虫刺されの薬
肌の乾燥が気になるときや虫に刺されて皮膚に痒みがあるときに便利なのが、ワセリンや虫刺されの薬です。とくに、ワセリンはおむつや食べ物などによる手や口周りのかぶれを予防・改善するのに役立ちますし、炎症がない場合でも乾燥対策や髪などのスタイリング剤としても使うことができる万能アイテムです。
■とげ抜き・ポイズンリムーバー
アブやブヨ、ハチなどの虫刺されやとげが刺さったときのために持っておきたいのが、とげ抜きやポイズンリムーバーです。とげや針が刺さったときは、すぐに取り除いてあげたほうが皮膚の炎症や痛みを防ぎやすいので、活躍する機会は多くないかもしれませんが持っておきたいアイテムです。
また、キャンプや山登り、スポーツなどを楽しむ場合には、虫刺されや擦り傷より大きな怪我も想定して、三角巾や包帯、サージカルテープ、ヒヤロン、ペットボトルの水なども持ち歩くとよいでしょう。近くにドラッグストアや病院があるかどうかでも常備したいものが異なりますので、外出先やお子さまの体力・行動範囲なども考慮して、持ち歩く救急グッズを選ぶようにしましょう。
(Nao Kiyota)