3月9日、NHK朝ドラ「舞いあがれ!」の第110回が放送され、主人公・梅津舞(福原遥)の親友・ 望月久留美(山下美月)の父・佳晴(松尾諭)が、カフェ「ノーサイド」の女主人・ 津田道子(たくませいこ)にプロポーズするシーンが描かれた。
佳晴は道子に、「お互いええ年して独身やし…」と切り出すと、「結婚せえへんか?」と、どストレートなプロポーズの言葉。続けて「津田さんみたいなしっかりした人と一緒になったら、久留美も安心やん。老後も安泰やから…」とプロポーズの理由を語ったのだ。
すると津田は険しい表情で「帰り」と突き放すと、「アホ、誰があんたの家政婦になんねん」と怒りのセリフを放ったのだ。
落ち込む佳晴に、久留美も「アホちゃう?そんなん誰でも断るわ。津田さんに養ってくださいって言うたようなもんや」と呆れ顔。
佳晴は、言葉を間違ったと弁解し、「津田さんと一緒におったら楽しいし、これからもずっと一緒にいてほしいと思うてんのに」と、素直な心の内を明らかにしたが、後の祭り。
数日後、佳晴は舞の会社を訪れ、「頼みたいことあるんやけど」と、舞にお願いするのだが…。
「というところでこの回は終了。視聴者からは『おっちゃん何を頼む気だ?』『恋愛相談じゃないよな』『まさか、舞の会社に入れてくれとか?仕事あれば津田さんを納得させられるかも?』といった声が上がっていますが、どうなりますか…」(テレビ誌ライター)
「舞いあがれ!」終了直後に始まる同局朝の情報番組「あさイチ」では、レギュラーの博多華丸・大吉の華丸が、いつものように“朝ドラ受け”。佳晴が舞の会社「こんねくと」を訪れたことについて「そういう会社じゃないでしょ、あそこは。男女の“こんねくと”をする会社じゃない」と、ツッコミを入れていた。
すると、レギュラーを務める鈴木奈穂子アナは、「どういうことか聞いてみましょう」と「あさイチ」ゲストの松尾諭を紹介。直前まで佳晴として画面に映っていた松尾は「まさかこの回で来るとは思ってなかったですね、ばつが悪い」と、“情けないフラれ方”をした直後の登場に苦笑い。
「松尾さんは、『舞いあがれ!』での自身のプロポーズシーンを博多華丸・大吉らとともに見ていたらしく、『恥ずかしい』と語っていました」(前出・テレビ誌ライター)
はたして佳晴の恋は実を結ぶのか。
(石見剣)