お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんの半生をドラマ化、「クロちゃんずラブ~やっぱり、愛だしん~」(Paravi)として俳優・野村周平の主演で3月22日から配信されることが決定した。
同ドラマは、SNSを中心に“モンスター芸人”として何かと話題になるクロちゃん(黒川明人)の人生をドラマ化。本人だけでなく歴代マネージャーや仲のいい芸人、さらには元カノまで、周辺者に合計30時間超のインタビューを重ねて判明した驚愕なエピソードの数々が全5話で描かれる。
ドラマの発表にあたってクロちゃんは、「嘘のような打ち合わせから、まさかの自分のドラマが出来るなんてビックリだしん!あどけないクロちゃんの恋愛模様でキュンキュンしてだしん!」とコメント。主演の野村も「もはやコメントすることはないくらい面白い作品になってます!とにかく見ていただければわかります。クロちゃんの人生がどのように描かれているのか楽しみながら見ていただけると嬉しいです」と出来上がりに自信を見せた。
ネット上ではドラマ化について、「需要があったのか?誰得?あの番組のあのシーンも再現してる?コレで調子に乗ってモンスター化が加速するね」とのイジワルな見方の一方で、「クロちゃんの人生ストーリー確かになぜか気になる(笑)」「イカれたドラマを作るなあ、とは思うものの怖いものみたさは間違いなくあるかな」など、どこか興味を惹かれるといった好意的な声が目立った。
「存命している芸人の半生をドラマ化した映像作品はこれまで、お笑いコンビ・麒麟の田村裕の自叙伝を基にした『ホームレス中学生』(フジテレビ系)、ジミー大西を題材にした『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』や芸人・ビートたけしの誕生秘話を描いた『浅草キッド』(いずれもNetflix)、最近では、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)内で放送されたお笑いコンビ・錦鯉の半生を描く『泳げ!ニシキゴイ』などがあります。芸人の人生は面白いエピソードも多く、売れている芸人ならその人生にも関心が持たれるため企画されやすいようです」(芸能記者)
クロちゃんも“良くも悪くも”売れっ子芸人の1人と認定されたようだ。
(柏原廉)