「両親が不仲だったから結婚願望がない……」というのはよくある話ですよね。このように、恋愛観や結婚観って、意外と無意識に親の影響を受けているようです。
例えばある女性は、父親が亭主関白を履き違えたモラハラ気質のうえアル中の金遣いが荒い人だったため、煙草や酒を一切しない、メンタルが安定している倹約家で真面目な人と結婚したそうです。
また、母親に「若いうちはたくさん恋愛したほうがいい」と言われて育った女性は、その反動からかとても堅実で、結婚してから初めて男性と関係を持つに至ったそうです。
親の嫌なところを子どもは見て学ぶ、親は反面教師という人は多いようですね。心理学や精神医学では、親との関係が人生の基礎になるということが解明されているそうです。自分が幼いときに幸せそうな母親の姿を見て育てば、その影響で幸せな人生を歩むことになるようです。
こうしたことから、親の恋愛観や結婚観が、無意識のうちに子どもに影響を与えているというのは、事実なのかもしれませんね。