3月5日からテレビ朝日系で毎週日曜朝に放送されている特撮テレビドラマ「王様戦隊キングオージャー」。75年「秘密戦隊ゴレンジャー」に始まったスーパー戦隊シリーズ第47作目となる今回の戦隊は、文字通り5人全員が「王様」という設定だ。その中で、ひときわ異彩を放つ人物がいる。ハチオージャーを演じる、佳久創である。
佳久は、身長185cmの恵まれた体格の持ち主。高校から大学、社会人を通してラグビー経験があり、22年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で武蔵坊弁慶を熱演したことで話題となった。
「佳久の父親は、80年代から90年代中盤にかけて中日で活躍した台湾出身の元プロ野球選手・郭源治(現在は日本に帰化して佳久源治)氏なんです。現役時代の郭氏は、87、88年に最優秀救援投手のタイトルを獲得。父親がセーブ王だったことから、『リアル“王様の息子”じゃん』との声も出ています」(芸能ライター)
父親がプロ野球選手だったという戦隊シリーズ出演俳優としては、他に「海賊戦隊ゴーカイジャー」(11~12年)に、ゴーカイブルー役で出演した山田裕貴がいる。山田の父親は、中日、広島で活躍した山田和利氏。現役引退後は、双方のチームのコーチも務めた。
また、戦隊シリーズの筋肉枠といえば、何と言っても「忍者戦隊カクレンジャー」(94~95年)に、ニンジャブラック役で出演したケイン・コスギが筆頭格。父親は、言わずと知れたハリウッドのアクションスター、ショー・コスギだ。
「戦隊シリーズと言えば、松坂桃李や横浜流星といった王道のイケメン俳優を輩出してきましたが、ケインを忘れてはいけません。女子ウケする筋肉も相まって、48歳になった今もドラマや映画における需要は途切れていません」(前出・芸能ライター)
チャームポイントは「筋肉」、趣味は「筋トレ」という佳久も、第2のケイン…いや、それをも凌ぐ逸材となるかも?
(所ひで/YouTubeライター)