堺雅人と菅野美穂夫妻が、第1子誕生をそれぞれの所属事務所公式サイトで発表した。堺は、無事の出産を医師たちに感謝するとともに、妻の頑張りを称え「出産が、こんなにも痛みをともなうものだということを、今回あらためて妻におそわりました」と、労いの気持ちもあらわした。
菅野も関係者に感謝を述べつつ「この度、男児を出産いたしました。元気に産まれて来てくれました。家族が増えた喜びでいっぱいです。これからは、新たに一母としても精励して参りたいと思います」と、現在の心境を素直に綴った。
この出産発表に対し、ネット上でもファンをはじめとした多くの人たちが、二人への祝福コメントを寄せているが、なぜ、堺・菅野夫妻はこれほどまでに世間から好意を持たれているのだろうか。その秘密を芸能ジャーナリストはこう話す。
「当代きってのビッグカップルでありながら、派手な振る舞いを一切しない2人は、いまや好感度NO1のおしどり夫婦と言えます。新婚当時『半沢直樹』の大ヒットで一躍時の人となり多忙を極めた堺を、菅野は仕事をセーブしながら支えました。私服のダサさで有名だった堺のスタイリストとなり、ドラマのロケ地だった大阪までわざわざ着替えを届けていたんです」
また、休みの日には電車に乗って出掛け、手を繋いで散歩するなど、そのあまりにも庶民的な感覚はまったく嫌味がない。
「しかも、どこぞのママタレのようにブログで私生活を切り売りしたりせず、とはいえ大切な節目にはファンに向けて丁寧に報告をする。こういった真摯な姿勢が多くの共感を呼び、現在の好感度へとつながっているのでしょう」(前出・芸能ジャーナリスト)
ファンサービスという名の話題作りでしか世間の気を引くことができないママタレたちに、2人の爪の垢でも煎じてもらいたいものだ。
(李井杏子)