2021年に亡くなった脚本家・橋田壽賀子さんの豪邸が、橋田さんの設立した「橋田文化財団」によって売却されそうになっていることについて、女優・泉ピン子が激怒していると4月9日、ニュースサイト「週刊女性PRIME」が報じた。
「記事によると、泉と、『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)のプロデューサーで『橋田文化財団』の運営も担っている石井ふく子氏が確執を抱えていると言います。きっかけは、橋田さんの遺骨を巡る泉の発言だったとか。橋田さんが亡くなった当時、『遺骨を譲り受けて海に散骨した』と語る泉の話を『橋田文化財団』が全面否定したのです。一方の泉は財団の実権を石井氏が握っていることに不満を持っているといい、静岡県熱海市にある橋田さんの自宅の所有権が財団に移されたことにも『勝手に遺産を整理するなんて…』と納得がいっていないとか。しかも、この橋田邸は現在売りに出されており、これが泉の怒りにさらに油を注いでいると言います」(芸能記者)
この邸宅は鉄筋3階建て、築47年の物件で、周辺の2000平米の土地も含めて6800万円の値が付けられているという。土地の広さや橋田さんのゆかりの地であることを考えれば、破格の安さと言えそうだ。が、建物自体が山奥に位置しており、最寄り駅からのアクセスも不便なため、石井氏は「なかなか売れない」と話しているという。
「ネット上では記事について、『そうは言っても誰かが整理しなきゃなんないでしょ』『怒っても仕方ないじゃん、身内じゃないんだもん』など石井氏に同情の声が集まっており、逆に『そんなに怒るなら家はピン子が買えばいい』という声も。ただ、泉は『渡る世間が鬼ばかり』がシリーズ終了したことで、1億円はあったと言われる年収が消えたとも言われています。蓄えはあるのでしょうが、橋田さんの自宅を守るためだけに6800万円は出せないのでは」(前出・芸能記者)
終活中とも言われている泉だが、恩人のために最後の大きな買い物ができるだろうか?
(柏原廉)