昭和の名曲を超貴重映像とともに振り返る特別番組「今聴きたい昭和の名曲!レジェンド18選~歌手別No.1ソング」(テレビ朝日系)が4月26日、放送された。
投票で選ばれたレジェンド歌手の人気曲を、ランキング形式で発表するこの特番。選ばれたのは、松田聖子、中森明菜、テレサ・テン、沢田研二、キャンディーズら18組。トップを飾ったのは、中森明菜だ。1982年5月1日、16歳の時のデビュー曲「スローモーション」がランクインした。
そのVTRが終わり、スタジオに画面が切り替わると、明菜と同期のゲスト出演者・早見優にカメラが向けられた。
すると早見は「私、明菜ちゃんと同期なんですけど、デビューの時、みんな衣装をあつらえてもらったんです。でも、明菜ちゃんだけなくて。『どうして私だけ衣装がないのかな』って言っていたのを思い出しました」と、思い出を語った。
ところが、この発言に視聴者は「明菜ちゃんが、冷遇されていたってこと?」と、ザワついたのだ。
「早見の同期には、明菜のほか、小泉今日子、松本伊代、堀ちえみ、石川秀美、三田寛子らがいて『花の82年組』と呼ばれました。早見の発言に悪気は全くないでしょうが、明菜だけデビュー曲の衣装が間に合わなかったという話は、なんだか悲しいですね。明菜が注目されるようになったのは、2枚目のシングル『少女A』からだったので、ほかのアイドルから出遅れました。悪いようにとれば“明菜は期待されていなかった”というふうにも聞こえかねません」(芸能記者)
今、明菜の思い出を語るなら、ステキなエピソードだけにしてほしいとファンは願っているのかもしれない。