女優の矢田亜希子が、4月24日に自身のインスタグラムを更新。かつてドラマで共演した豊川悦司とランチを楽しむ様子を投稿した。
「楽しかった1日」とのコメントとともに、豊川と脚本家・相沢友子氏の3人でランチを楽しむ写真をアップ。矢田と豊川は28年前、大ヒットドラマ「愛していると言ってくれ」(TBS系)で、義理の兄と妹役として共演しており、インスタには「#お兄ちゃん」のハッシュタグも添えられていた。
フォロワーからは「『愛していると言ってくれ』思い出しました」「永遠にカッコいいお兄ちゃんと可愛い妹です」などのコメントが多く寄せられた。
「2人は2021年に放送されたドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)で『愛していると言ってくれ』以来26年ぶりに共演。ドラマ公式サイトでは2人のオフショットを公開し、一緒に『愛していると言ってくれ』に出てきた“きつね”の手話のポーズをしてみせました」(芸能ライター)
また、20年12月30日の矢田のオフィシャルブログでは「お兄ちゃん!!」とのタイトルで豊川が登場。「今年の最後に、お兄ちゃん(豊川悦司さん)に会えて嬉しすぎました!!」「16歳で、1人現場に放たれてw現場も演技も何も知らなくて、本当に何もわからない私を1番近くで見守ってくれていたお兄ちゃん。素敵すぎる方です」と綴った。
実の兄妹のように微笑ましい2人。矢田は、演技で悩んでいた時に豊川の“ひと言”に救われたことがあったという。
「20年に出演した『なりゆき街道旅』(フジテレビ系)では、矢田が『愛していると言ってくれ』の撮影秘話を明かしてくれました。何でも、演技で泣くのが初めてだった矢田は、『とにかく泣かないと』と思っていたが、本番になっても涙が出ず、苦労したと明かしたそうだが、豊川が横で『泣こうとしているからだよ』『泣かなくていいよ、涙なんて必要ないよ。気持ちだよ』と少し笑いながら言われたのだそうです。矢田は『(すると演技に)すごく入り込めたんですよ』と振り返っていましたね」(前出・芸能ライター)
矢田は「涙を意識しすぎて泣けないんだなと。豊川さんのひと言で泣かなくていいんだなと思ったら、ブワーと涙が出てきて」「今でも豊川さんの、そのひと言は忘れていなくて。気持ちで演技すれば涙はついてくる」とコメントしている。
30年近く経った今でも褪せぬ豊川への感謝の気持ち。女優・矢田亜希子にとっては、まさに金言と言えるだろう。
(窪田史朗)