現在第一子を妊娠中のフジテレビの山崎夕貴アナが4月27日、夫で芸人のおばたのお兄さんの公式YouTubeチャンネル「おばたのお兄さんといっしょ」に出演。不妊治療中に流産していた過去を明かした。
山崎アナが登場したのは「実は一度、流産をしていました。」と題された動画。冒頭でおばたのお兄さんは「ちょっと内容的に重たく捉えられるかもしれないし、実際ちょっと重い内容だったりするんだけど、決してですね、同情してほしいとか大変だったねって言ってほしい動画ではなくて」「(不妊治療とかの)不安を抱えた方が見て『そうか、こういう事もあるんだな』って寄り添える動画にしたい」と明かした。
「山崎アナは前日の26日、ウェブサイト『with class』で連載しているエッセイにて流産の経験を告白していますが、今回の動画では、おばたのお兄さんが山崎アナになぜ告白しようと思ったのかについて聞くスタイルでした。告白の深意について山崎アナは、『こういう記事とか動画自体を(不妊治療中は)見ることが辛い時もあるんだけど、一方で“自分一人じゃないんだ”って、勇気をもらえるタイミングもあったりするの!』と明かし、『そういう人たちに寄り添える記事になったらいいなあって思って』と回答していました。流産したのは体外受精後だったそうで、当時のメンタルやおばたのお兄さんの言葉に救われたことなども含めて、かなり赤裸々に語っていました」(芸能記者)
しかし、ネット上では共感の声だけでなく、「明かさなくてもいいのにね」「無事出産終えるまで何も言わないほうがよいと思う」「赤裸々に何でも話さなくていいのでは?」などの声も多かった。
「流産は経験者にとって辛い出来事となるため、こういった多くの声は山崎アナを慮ってのものでしょう。しかし、山崎アナも動画の中で『流産って本当に珍しい事じゃなくて』と語っているように、流産はマレに起こる出来事ではなく、統計では1人の女性が妊娠する中で約15%の割合で起こると言われています。さらに厚生労働省不育症研究班の調査によると、妊娠経験者のうち1回の流産経験者は約40%というデータも出ています。一方で、流産を打ち明けられず、辛さを抱えて生きている人も多い。山崎アナの告白は、そういった人たちが『辛いのは自分だけじゃない』と知るきっかけにもなりますし、心を軽くする一助にもなるのでは」(育児誌ライター)
山崎アナの告白で、救われた気持ちになっている人は多いはずだ。
(柏原廉)