5月9日に放送された「午前0時の森」(日本テレビ系)で、火曜レギュラーを務めるお笑いコンビ・オードリーの若林正恭がナレーションに挑戦。水卜麻美アナら、共演者たちから称賛の声があがった。
「ナレーションがうまくなりたい」という若林の希望から挑戦したのは、自身と南海キャンディーズ・山里亮太をモデルにした同局で放送中のドラマ「だが、情熱はある」のナレーション。すると、同ドラマでナレーションを担当している水卜アナが、若林の見事なナレーションに拍手までしたのだ。
「スタジオのラルフ鈴木アナも若林の堂々とした話しぶりに感心しきり。その反応に、若林は『ショーパブで鍛えられていますから』と嬉しそうでしたね」(テレビ誌記者)
ナレーションは“声”が命。そんな若林には、声に関する持論がある。昨年放送された「あちこちオードリー」(テレビ東京系)でのことだ。
「番組で、若林は“関わらないようにしている芸能人”について『メイク室で声がデカいタレントは、暴露本を出しそうだから』関わらないと明かしたんです。何でも、『メイク室で声がデカいタレントさんって、ほかの番組で芸能人を名指しして悪口を言ってる人が多い』そうで、『声のデカさと自己顕示欲って正比例する』とのことでした。『“声がデカいな”と思ったら、3年くらいで(その人を)見なくなること多いよ』とも経験則を語っていましたね。
当時、若林が展開したこの持論に、ネット上では『若林さんらしい観察眼。公共の場で自分の声がデカいことに気付けない自己顕示欲』『声のデカさと自己顕示欲は比例するか。若林さんさすがだな』など納得する声が多数寄せられていました」(芸能ライター)
また、ラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)でも、「外の公共の場とかで声がデカいヤツは、自意識がデカい」「オレの持論で。暴走族のエンジン音と同じだと思ってるの、声がデカいって」とも話していた若林。
プロからも絶賛されるナレーションぶりと、声についての深い考察眼を生かして、本格的にナレーションを担当する日も近いかもしれない。
(窪田史朗)