それだけの覚悟を持って、朝ドラに臨んだということだろう。
女優の福原遥がYouTubeチャンネルで、1年間封印していた米とパンを解禁して、満面の笑顔を見せた。
動画で都内のすし屋を訪れた福原は「私事なんですけど、去年1年間、パンとお米をお仕事以外はやめていたので、今日は解禁日ということでおすし屋さんにやってきました！」と、プライベートでパンと米を封印していたことを告白。続けて、「ご飯を解禁するんだったら、絶対、お寿司が食べたいというのをずっと言っていたので、連れてきてもらいました」と、5月6日に更新されたこの動画撮影の経緯を説明した。大好物の「とろたく」をはじめ、「かまとろ」「アナゴ」「サクラマス」「クルマエビ」を頬張ると、「涙が出そう」「唇がしびれちゃうぐらいおいしい」と涙目でリアクションし、「幸せ～、頑張って良かった」と、1年ぶりのお寿司の味に感動していたのだった。
「福原によれば、お寿司を最後に口にしたのは昨年4月か5月あたりとのこと。とろたくを食べたい気持ちが強すぎてこの1年間でとろたくが夢に出てきたこともあったとか。10月から今年3月まで放送され、ヒロインを演じたNHK朝ドラ『舞いあがれ！』のクランクインがちょうど4月頃でしたから、やはり長期間に及ぶ朝ドラの撮影に臨むための体型維持、そして大好きなものを封印して取り組むぐらいの覚悟がなければ、タイトな撮影スケジュールを乗り越えられないという判断での試みだったのでしょう」（エンタメ誌ライター）
それだけ同作が福原にとって女優人生を左右するような大仕事だったということだろうが、1年ぶりにお寿司を食べて涙目で喜ぶ福原の姿に視聴者からは「遥ちゃん、本当にストイックだな」「こんなに泣いて喜ぶほど好きものを我慢してたってことはそれだけ朝ドラに賭けてたんだろうな」「俺も遥ちゃん、見習わないとな」など、福原の努力家ぶりを絶賛する声が見受けられている。
「子役から活躍し、芸歴も18年目に突入している福原ですが、朝ドラヒロインオーディションは過去3回挑戦するも、最終審査前で落ち、“4度目の正直”で『舞いあがれ！』のヒロインの座を射止めています。それだけ憧れていた朝ドラヒロインですから、心身的に少しでも仕上がった状態で臨みたいと考えるのは当然のこと。福原は子供向け番組『クッキンアイドル アイ！マイ！まいん！』（NHK Eテレ）などで知られる子役時代は、今よりもふっくらした見た目でしたし、もともと食べることが好きなタイプということもあり、体型管理にはかなり気を遣っていた印象を受けます。以前からホットヨガを実践したり、食事も和食を中心にして、肉を選ぶ時は脂分の少ないササミを選ぶなどプロ意識も高かったそうですが、朝ドラ主演でさらにダイエットに拍車がかかったんでしょう」（前出・エンタメ誌ライター）
とはいえ、ずっと我慢ばかりしていては消耗する一方になるため、ご褒美はやはり必要だろう。大仕事をやり終えた今ぐらいは好きなものをたくさん食べて、来たるタイミングでギアを入れるといった感じで、さらなる躍進を期待したい。
（田村元希）
