デートで“気を付けたいこと”っていろいろありますよね。相手によっても違います。とくに、もともと知り合いの相手と恋愛モードになったときと、出会ってすぐの相手との初デートのときは、気を付けたいことがかなり違います。そこで、出会ってすぐの彼とのデート中の会話で気を付けたいことをまとめてみました。
■会話での“質問手法”に注意する
立ち入った質問をしていいのは、ある程度親しくなってから。これから仲良くなるふたりの場合は、深い話はやめておきましょう。相手が話しやすいように、まずはイエスかノーで答えられる質問をするといいですよ。
例えば、「スポーツ番組はよく観るんですか?」というようにです。「ええ、よく観ますよ」という答えが返ってきたら、そのテーマで質問を繰り返しながら、あなたとの共通点を探るのです。ノーという答えだったら、違う角度からの質問に変えていく。こうしてふたりの共通点をみつけたところで、深い話をしていくと盛り上がりやすいです。
■自分のことは先に結論から話す
女性同士って、とりとめのない会話を楽しめますよね。それはなぜかといえば、そもそも女性は会話に“結論”を求めないからなのです。それに比べて男性は、結論を先に知りたがります。
男性が「どんな話しでもちゃんと聞こう」という意思が働くのは、かなり相手にのめりこんでからのお話。初デートの、まだ少し冷静な関係での会話の場合は違います。先に結論を話してあげるほうが男性はラク。安心してコミュニケーションが取れるのです。
■タメ口とていねい語を混ぜながら失礼じゃない親近感で話す
どのくらいくだけて話すのがいいのか? それはとても難しいものです。あまりにていねいでは、相手との壁を作ってしまいます。かといって、タメ口や軽口ばかりだと失礼。ほどよいミックスがいちばんいいのです。
例えば、「えっ、そうなの?」とラフに話した後には「それはいいですね」とていねい語に。何か尋ねられて「は~い」と答えた後には「そうですね」というようにです。
結局のところ、会話はトータルバランス。声質や話すスピードにもよるので、いちど録音して聞いてみるのもいいですよ。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCとしても活躍中。