5月20日深夜放送の「二軒目どうする?」(テレビ東京系)に出演した生駒里奈の発言が注目されたようだ。
この日の放送で生駒は、乃木坂46在籍時に出演した舞台で初めて演技に挑戦したと告白。「私の感覚の話なんですけど」と前置きして「アイドルをやっていると、プロデューサーさんとかに個々を見てもらえる時間が圧倒的に少ないなって思って」と明かし、「舞台でお芝居をした時に、いいところも悪いところも“個人”を見てくれたというのを初めて感じて」と述懐。
続けて「“こういう経験を、お芝居をしているとできるんだ”っていう喜びを感じて。その時、20歳だったんですけど、20歳って人生をいろいろ考える時期じゃないですか。なので、芸能界やめようと思っていて。才能もないし、自分ができることもわからないし」と素直な言葉で過去を振り返ったのだ。
さらに「人生どうしようってすごい絶望していた時に、お芝居に出会って、すごく褒めてくださって。自分なりにやりがいを感じたので、“ちょっとお芝居を挑戦してみて、それでもダメだったら芸能界をやめよう”っていうことを決めて、卒業した」と明かした。「あれがなかったら、芸能界も辞めてニートです。パソコンも打てないし勉強もできなくて。中3の時に数学で4点取ったんで。あ、人生生きていけないって思って」と芝居と出会ったことで現在があると本音を吐露した。
「生駒は乃木坂46在籍時から男性より女性に人気があり、お金をつぎ込むタイプのファンが少ないことで有名でした。コミュニケーション能力が高くなく、それでも懸命に言葉を紡ごうと努力するキャラクターとショートカットが似合う容姿は、まるで乃木坂46という女子校にうっかり足を踏み入れてしまった少年のようで、そんな生駒に心をつかまれた女性が当時は多かったんです。現在はロングヘアになったことで少年っぽさは消えましたが、ネット上には再放送中のドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』(フジテレビ系)で前田敦子が演じる、女性であることを隠して全寮制の男子校に入学するヒロイン・芦屋瑞稀を『生駒ちゃんに演じてほしかった』と切望する声があがっています。生駒の芸能界デビューはこのドラマの放送直後なので見果てぬ夢ですが」(女性誌記者)
放送中の深夜ドラマ「好感度上昇アプリ」(テレビ東京系)では「告白されたらつき合う」ことを繰り返してきた美人OL・斎藤佳奈、東海テレビなどで視聴可能な小林ユミヲの同名漫画原作のドラマ「にがくてあまい」では容姿端麗なキャリアウーマンだが野菜嫌いで部屋が汚い主人公・江田マキを好演中の生駒。絶望の中で見つけた芝居の道を究めてほしい。