本人もおっかなびっくりだったのではないだろうか。
お笑い芸人の陣内智則が、トーク番組の収録中に10歳の美少女女優を堂々とハグ。ひとつ間違えば非難轟々となりかねないシーンに、陣内自身も相当気を遣っていたようだ。
5月29日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系)では「令和の天才子役SP」と題して、ドラマや歌番組で活躍中の子役5人がゲスト出演。赤いドレス姿で登場した白山乃愛は、清野菜名や芳根京子にも似た顔つきが大人っぽさを醸し出しているが、実はまだ10歳の小5。昨年11月に開催された「東宝シンデレラ」オーディションにて史上最年少でグランプリに輝いた逸材だ。
そんな白山が「元気が出る動画」として挙げたのが、陣内のお笑い動画だという。寝る前に陣内の動画を観ているそうで、「寝る時にいつも聞いていて、5分くらいで寝れます」との発言に共演者たちは驚いていた。
それほど大好きだという陣内がスタジオに登場すると、白山は感動のあまりうっすらと涙することに。これまで2回会ったことがあるとは思えないほどに新鮮な反応を見せ、これには陣内本人も意気に感じたことだろう。
「陣内の横に並んだ白山は小さな声で『やりたいことがあります』と耳打ち。とある生放送の際、元気になるため陣内にぎゅっとハグしてほしいとお願いしていたものの、その場では果たせなかったのだとか。その内容を陣内が説明しているあいだ、ずっと恥ずかしそうにハニかんでいた姿が実に可愛らしかったですね」(テレビ誌ライター)
これが欧米のエンタメ業界なら陣内も堂々とハグしていたはずだが、さすがに日本ではそうもいかないところ。しかもハグの約束は二人しか知らない秘め事だったため、当時の生放送後に陣内がいきなり白山をハグしていたら大騒ぎになったことだろう。
そこで今回は、陣内がなぜかお笑い芸人「ですよ。」のネタ「あ~い、とぅいまてぇ~ん!」で白山に謝罪してからのハグ、という流れに。ギャグ終わりで両手を広げると、白山は満面の笑みで陣内に抱き着き、背中をぎゅっと抱きしめていたのだった。
「白山の身長は東宝シンデレラ当時で134センチ。陣内は彼女に合わせてしゃがみ込むように背の高さを合わせていました。ハグの際も大人同士のようにギュッとするのではなく、遠慮しがちに抱き寄せていましたね。顔同士が接近すると生々しくなるので、はじめからお互いの肩越しに顔がすれ違うようにしていたあたり、陣内もこのハグにはかなり気を遣っていたようです」(前出・テレビ誌ライター)
こんなハグなら視聴者も陣内の振る舞いに眉をひそめたりすることなく、ほほえましく見守っていられたのではないだろうか。