タレントの若槻千夏が5月31日に放送された「上田と女が吠える夜」(日本テレビ系)に出演。指原莉乃に先輩としての威厳を見せたエピソードを披露した。
この日は「節約に命をかける女性タレント」が集結。出演者の1人・ファーストサマーウイカが後輩には奢るようにしているそうだが、後輩が予約してくれた飲食店の料金が高い時はどうしたらいいのか、他の共演者たちに意見を求める場面があった。そして、そこで若槻は関連エピソードとして指原と食事に行った時の出来事を明かしている。
「何でも、指原と食事したお店では3つの価格帯のコース料理があって、指原は『私、小食なんで、一番安いの行っていいですか?』と先輩の若槻に気を遣い、最安コースを打診してきたんだそうです。そこで若槻は『全然、高いの食べなよ』と言うと、指原も『いや、こんな食べれないっす』と、最後まで遠慮して、結局、最安コースを注文。ところが、指原はコース料理とは別に1品料理をいくつも注文して、結局一番高いコースを超える金額を支払うハメになったというオチに。若槻は『これ(高いコースを)食えよ!』と、その時に芽生えたモヤモヤを吐き出すように言い、スタジオの笑いを誘ったんです」(テレビ誌ライター)
ただ、いくら後輩でも指原はバラエティ番組のMCもこなすほどの売れっ子。若槻より稼いでいるのでは…。そんな視聴者の気持ちを代弁するように、ファーストサマーウイカが、「指原さんと行っても若槻さんがお金を出すんですか?」と、質問した。
すると、若槻は「私が出します。完全に、CMとかいろいろ数えると、さっしー(指原)のほうが全然上なんだけど、私が出します」と、稼ぎは指原のほうが上でも、先輩として奢るようにしているとキッパリと言い切ったのだった。
「芸能界では、それこそ吉本芸人たちの間に『借金してでも後輩にメシを奢れ!』という教えもあったり、先輩が後輩に奢るという文化は古くから存在します。若槻は、売れっ子の後輩相手でもこの業界ルールを順守しているようですね」(エンタメ誌ライター)
そんな若槻は同番組の前週放送回でもイイ話を明かしていた。大阪の仕事で明石家さんまと一緒だった帰り際、さんまは東京行き最終の新幹線の発車ギリギリまで集まったファンにサインを書いていたが、さんまの後にサインを書くつもりだった若槻は新幹線を逃しそうになり、
「若槻はサインを求めてきたファンも新幹線に乗せ、車内でサイン。ファンの帰りの新幹線代を負担したそうです。上下関係が厳しい芸人ならこういった対応を取るのもまだ理解できますが、最近の女性タレントでここまでできるのは若槻ぐらいかもしれませんね」(前出・エンタメ誌ライター)
上下関係を重んじる優等生の若槻だからこそ大御所の芸人たちにも可愛がられるのだろう。
(本多ヒロシ)