阿部寛主演、10月22日スタートの異色ドラマ「スニッファー 嗅覚捜査官」(NHK)が、今期の注目作として話題となっている。
人並み外れた嗅覚を持つ捜査官が、その特殊な能力を駆使して事件を解決に導いていくというこのドラマ。ベースとなっているのは13年にウクライナで作られた作品で、のちに世界中でリメイクされ、どこの国でもヒットした“鳴り物入り”のドラマなのだそうだ。
「阿部とバディを組む香川照之は『ウクライナの原作の主演俳優と阿部がそっくりで、どの国の主演にも負けない』『阿部は役者として二枚目より三枚目を演じたほうが魅力的』、さらに『テルマエ・ロマエ』を超える作品にしたいと太鼓判を押しています。確かにモデル出身の阿部は二枚目のイメージが強いですが、『テルマエ・ロマエ』だけでなく、ドラマ『TRICK』(テレビ朝日系)や『結婚できない男』(フジテレビ系)など三枚目の役でも定評があります。今回の役も三枚目要素が多分にありそうですから、ヒットにつながる気がしますね」(女性誌記者)
鼻が敏感すぎるために、普段は鼻栓をして生活。いざ事件となると鼻栓をはずし、現場に残された匂いをかぐ。この“鼻栓をはずして匂いをかぐ”というお決まりの仕草も、共演の井川遥に言わせれば「鼻の穴を思いっきり見せても色っぽい。様式美というか、カッコよすぎる」のだとか。
果たしてどんなドラマになるのか。オンエアが楽しみだ。
(伊藤その子)