日本では「ママタレ」が全盛期。子育て本などでひと儲けを企てている女性芸能人が非常に多いわけだが、それは海外でも同じで評判もさまざま。ところが、あえて副業で儲けなくても大丈夫な超セレブ女優ならば、その余裕からか評判は上々のようだ。
映画「アイアンマン」シリーズでもおなじみ、世界的ロックバンド・コールドプレイのフロントマン、クリス・マーティンの奥方でもある女優のグウィネス・パルトロウ(42)は独自の料理本が大好評。来年4月には3冊目を出版するという。
2011年の「マイ・ファザーズ・ドーター:デリシャス、イージー・レシピズ、セレブレイティング・ファミリー&トゥギャザネス」、さらにベストセラーとなった2013年の「イッツ・オール・グッド」に続く第3弾となるわけだが、タイトルは「イッツ・オール・イージー:ヘルシー、デリシャス、ウィークナイト・ミールズ・イン・アンダー・30ミニッツ」となる予定。グウィネスいわく「お店からテイクアウトするのと同じ時間しかかからない」をテーマにした125品もの健康的な時短レシピを掲載するというレシピ本だそうだ。
「スポーツジムでも器具を使用前にすべて除菌するように拭き取らせるなど、潔癖症でも知られるグウィネスですが、料理本へのこだわりも徹底されています。料理自体はシンプルですが、盛り付けが非常に綺麗で写真映えがしますし、彼女はレッド・ミート(牛肉・豚肉・羊肉など)を食べないので、同じ嗜好の女性ファンからは絶賛されています。日本でもわざわざ海外から彼女のレシピ本を取り寄せている人がけっこういますよ」(女性誌編集者)
事実、今回の出版元は「平日夜に驚くほど健康的な食事をとるのはこの一冊で事足りる」と説明している。
「グウィネスのファンたちから忙しい平日の夜に健康的でありながら、おいしい食事を提案する料理本が欲しいとリクエストをずっと受けていました。ですので、この基本の料理本でほとんど砂糖を使用せず、低脂肪、グルテンフリーでありながら驚くほど美味で30分以内に作れてしまうレシピを掲載するに至ったのです」
さらに、この本には家族向けのレシピに加え、残り物で作る「お弁当のアイデア」を提案する特別コーナーもあるという。彼女ほどのセレブの残り物が何なのか非常に気になるが、あのスレンダーボディに憧れている女子はぜひ本を取り寄せて、こだわりのストイックレシピを真似てみるのもいいかもしれない。