女優の北川景子が6月14日、自身のツイッターを更新。30日に公開される劇場版アニメ「美少女戦士セーラームーンCosmos≪後編≫」で声優を務めることを発表すると同時に、セーラームーンファンに向けて謝罪したが、その真意とは…?
北川の出演は同日に行われた、完成披露舞台あいさつで発表された。ツイッターでは同映画のポスターを指さしながら、ドレス姿で映る自身の画像とともに《劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」の舞台挨拶に出席しました》と報告。続いて《私は《後編》で、セーラーコスモスの声のお話をいただき、お受けしました。/申し訳ございません》となぜか“謝罪”している。
「北川が演じるセーラーコスモスは、主人公・セーラームーンの“未来の究極の姿”という設定です。セーラームーンは、声優の三石琴乃が1992年に始まったテレビシリーズから映画版まで30年以上に渡って務め続けています。短期間、声優の荒木香恵が代役を務めたこともありますが、それは三石が急病で倒れるというイレギュラーな事態があったため。そのような長い歴史があるため、アニメファンとしてはセーラーコスモスも三石に演じてほしいという声が上がっているんです。北川はそこに配慮したようです」(芸能記者)
一方でネット上には、「いろいろな意見があるかもしれませんが、謝らないでください セーラームーンも景子ちゃんも大ファンのわたしは、コスモスの声が景子ちゃんになって涙が出るくらい嬉しかったです」「私たちの大切なセーラーの世界に帰ってきてくださって、本当にありがとう~!」「私は素敵な配役だと思いました。北川さんがまたセラムンに関わってくれることが何よりも素敵な出来事で、とても嬉しいです」といった声もあがっている。
「北川は03年から約1年間放送された実写版『美少女戦士セーラームーン』(CBC/TBS系)でセーラーマーズ役として出演。これが女優デビュー作だったこともあって、今も強い思い入れがあることをたびたび公言しています。それだけに、今回のセーラーコスモス役を支持する声も多いんです。それに今回の映画の収録には、三石や原作者で漫画家の武内直子氏も同席して、北川を激励したそうですから、ある意味“お墨付き”と言えます」(前出・芸能記者)
北川にとって複雑な心境だろうが、映画の話題性が高まったことは間違いなさそうだ。
(柏原廉)