6月25日に最終回を迎えたドラマ「ラストマン‐全盲の捜査官‐」(TBS系)。福山雅治と大泉洋のタッグが話題となり、全10回すべて12%を超える高視聴率を記録した。ほかにも、「風間公親‐教場0‐」(フジテレビ系)の木村拓哉、「だが、情熱はある」(日本テレビ系)の高橋海人、森本慎太郎、「王様に捧ぐ薬指」(TBS系)の山田涼介などが注目され、しばしばネット上で大きな盛り上がりを見せた。
続く2023年夏は、どのドラマの、どの男性俳優が話題となるのか。アサジョでは全国の20歳から49歳のF1、F2層の女性500人に、今、注目している夏ドラマの出演俳優は誰なのかについて、アンケートを実施。その結果、1位には現在放送中の朝ドラ主演俳優が選ばれた。
「春から放送されているNHK朝ドラ『らんまん』主演の神木隆之介が、ここにきて注目されているのは、数字にも表れています。放送開始当初、15%前半を推移。第5週には13.6%の最低視聴率を記録しましたが、主人公の槙野万太郎(神木)とヒロイン・西村寿恵子(浜辺美波)の恋が進展するにつれて視聴率は上昇。6月12日から16日の週には平均で17.1%を記録しました。この夏、ますます数字を伸ばしていくことは間違いないでしょう」(女性誌記者)
第2位に選ばれたのは、7月14日放送開始の「トリリオンゲーム」(TBS系)で主演を務める目黒蓮。
「アイドルグループ・Snow Manの一員として活躍していますが、俳優としても成長著しい存在です。今年3月まで放送していたNHK朝ドラ『舞いあがれ!』に出演。映画でも昨年公開された『月の満ち欠け』で第46回日本アカデミー賞優秀助演男優賞、新人俳優賞をW受賞しました。目黒ファンはもとより、ドラマファンからの支持も集めたとみられます」(芸能ライター)
第3位は、高視聴率を叩き出すドラマ枠であるTBS系列「日曜劇場」に出演する松坂桃李だ。
「日曜劇場の『VIVANT』は、主演・堺雅人、共演陣は松坂桃李のほか、阿部寛、二階堂ふみ、役所広司と豪華な名前がズラリ。堺が主演を務めて大人気となった『半沢直樹』(TBS系)の演出を担当した福澤克雄氏がこの作品で原作・演出を務めるということや、放送までストーリーやキャストの役柄を公表しない戦略で、視聴者の期待値は高まっているようです。とりわけ、松坂に対する注目度が高いのは、“半沢直樹チーム”に松坂が初めて加わること、あるいは今年5月に妻で女優の戸田恵梨香が第1子を出産したという話題性からではないでしょうか」(前出・女性誌記者)
この夏、胸を熱くしてくれる男たちの名演技に注目だ。
※BEST10は以下の通り
1位 神木隆之介「らんまん」(NHK)
2位 目黒蓮「トリリオンゲーム」(TBS系)
3位 松坂桃李「VIVANT」(TBS系)
4位 間宮祥太朗「真夏のシンデレラ」(フジテレビ系)
5位 赤楚衛二「こっち向いてよ向井くん」(日本テレビ系)
6位 坂口健太郎「CODE‐願いの代償‐」(読売テレビ・日本テレビ系)
7位 菊池風磨「ウソ婚」(カンテレ・フジテレビ系)
8位 阿部寛「VIVANT」(TBS系)
9位 志尊淳「らんまん」(NHK)
10位 松村北斗「ノッキンオン・ロックドドア」(テレビ朝日系)