トイレにこびりついた“黄ばみ”。気になってはいるものの「取るのが面倒……」「今度掃除しよう……」と、先延ばしにしてしまっていませんか?
こびりついたトイレの黄ばみは、放置し過ぎるとますます取れにくくなってしまいますから、できるだけ早く取るのがよさそうです。マメに掃除するのが「ちょっと億劫……」という面倒くさがり屋さんのために、効率のよい黄ばみ落としのテクニックを伝授しちゃいましょう!
■トイレの黄ばみの原因は?
便器にこびりつく黄ばみは、「尿石」といわれています。黄ばみ汚れは、初期の段階であればトイレ用洗剤やブラシで簡単に落とすことができますが、放置すると尿に含まれる成分が結合してアルカリ性に変化し、こびりついてしまいます。いわゆる“頑固な汚れ”となってしまうのです。
■取れない黄ばみを落とすには?
こうした頑固な黄ばみ汚れを除去するには、酸性の洗剤を使います。例えば、「サンポール」などの酸性洗剤をつけてブラシで黄ばみをこすります。注意したいのが、酸性洗剤は陶器にしか使えず、プラスチック製のものには使えないということ。プラスチック製の箇所には中性洗剤がよいといわれています。また、重曹とクエン酸を合わせて使う方法もあります。
■普段からの予防策は?
普段からこまめに掃除することで、黄ばみを予防することができます。こびりついて取れなくなる前に対処しておくというわけです。とはいえ、相当な面倒くさがり屋さんでなくても毎日トイレをブラシでこするのは大変ですから、クエン酸を溶かした液をスプレーするだけでもいいので実行してみてください。それだけでも随分変わってきますよ。