「とと姉ちゃん」との相乗効果？宇多田ヒカル最新アルバムが快進撃！

　宇多田ヒカルの6枚目オリジナルアルバム「Fantome」が好調だ。9月28日に発売され、2週連続でオリコン1位。累積で35万6000枚の売り上げを記録している。平均視聴率22.8％、今世紀の朝ドラで3位の好成績を残したNHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌「花束を君に」が収録されていることも、ヒットにひと役買っているようだ。

「確かに『とと姉ちゃん』の主題歌としての認知度は売り上げに貢献しているでしょう。しかし、それだけではありません。映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q』（12年11月公開）のテーマソング『桜流し』や報道番組『NEWS ZERO』（日本テレビ系）のテーマ曲『真夏の通り雨』など、話題作や日常的に耳に馴染んだ楽曲が収録されています。そして何より、宇多田はおよそ6年間『人間活動』をするため音楽活動をセーブしてきて、自身のプロモーションなどはもちろん、メディアにもほとんど登場しませんでしたから、宇多田に飢えたファンにとっては、待ちに待ったリリースだったということです」（女性誌記者）

　ドラマは終わったが、宇多田ヒカルの快進撃はまだまだ続きそうだ。

（伊藤その子）